【企業向け】サーモンオイルとは?健康効果や仕入れの選定基準を解説
サーモンオイルは、健康や美容への関心が高まる中で注目されている機能性素材の一つです。
DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸を豊富に含み、生活習慣病予防や認知機能のサポート、ペットの健康維持など幅広い効果が期待されています。一方で、原料の種類や製造方法によって品質や安全性に違いがあるため、選定には専門的な知識が求められます。
本記事では、サーモンオイルの基礎知識や健康効果、具体的な活用事例、選定時のポイントを解説します。自社製品に最適なサーモンオイルを選ぶ際の参考にしてください。
目次
サーモンオイルとは?
サーモンオイルとは、サケ類の魚体や副産物から抽出された油脂であり、EPAやDHAなどのオメガ脂肪酸を多く含む機能性素材です。原料となる魚種は、アトランティックサーモンやキングサーモンなどがあります。天然・養殖によって成分バランスや風味は様々です。
なお、食品やペットフードに活用される際には、「サーモンフレーバー」という表現で使われることもあります。これは風味づけ目的で使用された際の表示例であり、必ずしもサーモンの成分が含まれているとは限りません。
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サーモンオイルの健康効果
サーモンオイルに含まれているEPAやDHAなどのオメガ脂肪酸は、人や動物の健康に幅広い効果をもたらします。以下で、主な効果を見ていきましょう。
1. 心臓と血管の健康を守る
EPAは、心臓と血管の健康を守る重要な必須脂肪酸です。血液の循環を促進し、血栓の生成を抑える働きがあります。
また、血中の中性脂肪を減らす効果もあり、動脈硬化や高血圧を予防します。さらに、心筋梗塞や脳卒中のリスク軽減も報告されています。
2. 脳とメンタルの健康に寄与する
サーモンオイルは、脳とメンタルの健康に寄与するとされています。DHAは、脳の細胞膜や神経細胞の構成成分であり、情報伝達をスムーズに行うために欠かせない栄養素です。
DHAを摂取することで、記憶力や学習能力の向上に効果があるとされており、認知症予防に有効です。EPAには、神経伝達物質のバランスを整える働きがあります。気分の安定やストレス耐性を高め、うつ症状の緩和や不安の軽減に効果が期待されています。
3. 炎症の抑制と慢性疾患予防につながる
オメガ3脂肪酸は、抗炎症作用を持つことで知られており、関節炎や自己免疫疾患、メタボリックシンドロームの予防にも有効です。慢性炎症に起因する生活習慣病への対策としても注目されています。
4. 目の健康維持に寄与する
DHAは網膜や視神経にとって重要な構成成分であり、網膜に含まれる脂肪酸の約4割を占めています。
とくに視覚情報の処理に関わる黄斑部に多く存在し、光刺激に対する感受性や信号伝達の効率を保つために不可欠です。摂取することで、視力の維持や加齢黄斑変性の予防につながります。
サーモンオイルの活用事例
サーモンオイルは、健康食品や一般食品、ペットフードに幅広く活用されています。オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)や抗酸化成分など機能性を活かして、製品の付加価値の向上につなげています。以下で、サーモンオイルの活用事例を見ていきましょう。
1. 健康食品・サプリメント
サーモンオイルは、健康食品やサプリメントの開発に活用されており、消費者が手軽にEPA・DHAを摂取できる設計が可能です。
機能性表示食品としての開発実績もあり、中高年層をターゲットとした製品をはじめ、妊娠期の女性向け、育児期の栄養補助など、幅広いラインナップでの活用が進んでいます。
2. 一般食品への添加
ドレッシングやマヨネーズなどの調味料をはじめ、パンや乳製品などの機能性表示食品、魚介系スープやソースなどにも応用されています。栄養価を高めるとともに、魚介の旨味を引き出す素材としても活躍します。
風味に深みを加えつつ、栄養価も補えることから、健康志向のニーズにマッチしやすい素材です。オメガ3を訴求することで、他商品との差別化にもつながります。
3. ペットフード・ペット用サプリメント
犬や猫の健康維持を目的としたドライフード、ウェットフード、おやつ、液体サプリメントなどにも広く使われています。皮膚・被毛の健康維持や関節サポートなど、ペット市場でも重要なポジションを占める原料です。
特に高齢ペット向けのプレミアムフードには、関節の柔軟性維持や目の健康サポートを目的として、サーモンオイルが配合されることが増えています。
サーモンオイル選定のポイント
サーモンオイルを製品設計に取り入れる場合、以下のような多角的な視点から、自社にあった原料を選定する必要があります。
1. 原料
サーモンオイルの品質や風味は、原材料の魚種や部位、養殖か天然かといった要素によって大きく左右されます。たとえば、皮や内臓を主に使用するか、筋肉や骨を含むかによって、抽出されるオイルの色調や香り、栄養バランスに差が出ます。
製品設計時には、原料の情報を十分に把握し、どのような品質に仕上げたいのかを明確にした上で、最適な原料を選定することが重要です。
2. 品質規格と安全性
サーモンオイルを業務用原料として採用する際は、酸価や過酸化物価、色調、においといった基本的な物性データが自社の品質基準を満たしているかを確認しましょう。
また、安全性の観点からも、重金属やPCB、マイクロプラスチックといった有害物質の検査が実施されているか、検査結果や分析証明書が提出可能かどうかを事前に確認しておくことが重要です。
永和物産では、製品規格書はもちろん、ロットごとの成分分析証明書(COA)や、重金属等の安全性に関する検査報告書もご提示可能ですので、安心してご採用いただけます。
3. 認証・規格対応
品質と安全性への取り組みを確認する上で、原料供給元が取得している食品安全認証の有無は重要な指標です。ISO22000やFSSC22000、HACCPなど、国際的に認められた認証スキームに対応していれば、製造・管理体制が一定水準にあると判断できます。
特にBtoBでの取引においては、対外的な信頼性やトレーサビリティの確保にもつながるため、必ず取得状況を確認しておきましょう。
4. 供給の安定性
サーモンオイルを安定的に供給できる体制かどうかは、継続的な商品製造に直結する重要な要素です。年間を通じて必要量を確保できるか、季節変動や産地リスクに対応した調達体制が整っているかを確認しましょう。
さらに、ロットごとの品質ばらつきを最小限に抑え、規格内で管理できているかも、信頼性の高い仕入先を選ぶ上での判断材料となります。
5. 価格面
原価は製品コストに直結するため重要ですが、単に安価であることだけを基準に選ぶのは危険です。安くても、効果が薄ければ逆に高コストになる可能性もあります。
逆に高濃度品であれば使用量が少なくて済み、結果的にコストパフォーマンスが向上するケースもあります。価格を比較する際は、実際の使用量や目的に対する効果、品質の安定性なども含めて、総合的に評価することが重要です。
6. サポート体制
サーモンオイルの導入にあたっては、原料の品質だけでなく、導入前後のサポート体制も検討要素となります。
試作サンプルの提供や配合時のアドバイス、製造現場からのフィードバック対応など、実務に即した支援が受けられるかを確認しましょう。トラブル発生時の対応スピードや柔軟性も、長期的なパートナー選定において見逃せないポイントです。
永和物産では、専門知識を持ったスタッフが、原料選定から試作段階の技術的なご相談まで、お客様の開発プロセスに寄り添い、丁寧にサポートいたします。
まとめ
サーモンオイルは、その特有の豊かな風味と香りにより、製品に本格的なサーモンの味わいや魚介系の深みを与えることができる魅力的な素材です。
特に、スープやソース、加工食品、ペットフードなどにおいて、嗜好性を高めたり、他にはない特徴的な風味を付与したりするフレーバー素材として、その価値が注目されています。もちろん、原料由来の成分(オメガ3脂肪酸など)による健康的なイメージを持つ側面もありますが、サーモンオイルを選ぶ上で重要なのは、製品コンセプトに合致した「風味」と「品質」です。
サーモンオイルの風味特性(香りの強さ、旨味の質など)や品質、安全性、供給体制は、原料や製造方法、供給元によって大きく異なります。求める風味を再現し、安定的に使用するためには、信頼できる供給パートナーから、目的に合った適切なオイルを選定することが不可欠です。
永和物産では、製品に本格的なサーモンの風味を付け加える、業務用のサーモンフレーバーを取り扱っております。サンプル提供や仕様のご相談も可能なので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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